<桃里>
作者コメント:2005年7月に始めてから、早4年目に入りました。作陶を通して芸術品を見る目も序々に養われて来ました。陶芸は奥が深いと言われますが、実際に習ってみて、本当にそうだと思いました。老後の楽しみが1つ増えて、これからどんな物を作ろうか、ワクワクしています。

●桜小皿五枚組(さくらこざら)
小さい板状の小皿に、感覚を活かして描かれた絵がとても印象深い作品です。花びらのような優しい形にもこだわりました。

●輪花中鉢
縁を西洋の輪花に仕上げたコンポート風の中皿です。柔らかい流れの輪花と表情豊かに描かれた花の絵の風合いが絶妙なバランスです。

●赤カブ手塩皿五枚組(あかかぶてしおざら)
板状の粘土を型に押し当てて形を作り、縁の余分な粘土を削り落として作りました。作者自身、その削りにはとても注意を払いました。縁の角度などを良くご覧になってください。

●楓小鉢三枚組(かえでこばち)
口縁部を楓の葉を模した小鉢です。まるで風に吹かれて揺れる葉っぱのような自然な動きが見事に表現できました。