<上杉 さおり>
作者コメント:集中して土をさわっていると仕事とか忘れられて、終わるころにはすっきりしています。意外と頭を使うので、ぐったりもします、、、

●乾山写し紫陽花絵皿(けんざんうつしあじさいえざら)
20代の若さで、これだけの絵をバランス良く描けたことは、とても驚きです。色絵の具で絵付けをした一作目の作品なので発色等はまだ完壁ではありませんが、あじさいの表情をとても捉えています。

●竹絵筒湯のみ(たけえつつゆのみ)
上部の造形は丸く、下部はしのぎを施し、全体に白化粧をかけました。そこに描かれた竹の絵は侘びた表情があり見事です。実際に使用されたので大変古風な風合が出てきました。

●白化粧ビックマグカップ
異形なマグカップに巧みな白化粧を施しました。素地の土見せが見所となり、とてもよい作品に仕上がっています。作者の心の優しさが伝わってきます。

●伊羅保(いらほ)マグカップ
取っ手の形状がとても斬新です。これはマツダの車:デミオからデザインの影響を受け、自分らしくアレンジし形に表しました。